【なぜなに? こーりんぐ】
六藤
「コーリングって、一回目のシリーズ終わってるのに謎が色々と残っててオレにはわからないことが多いよなぁ。
 テンチョは口笛吹いて逃げるし。
 やっぱりここは、物知りお兄さんのオートさんに訊いてみよう! オートさん、質問があるんですけど!」

  【遠逆家はどこにある?】
オート
「そうだね。和彦クンや欠月クンの言動から、星が綺麗に見える、ということと、新幹線を利用することは判明しているね。
 ということは、山奥。新幹線を使うほど遠距離ということになる。
 それに、憑物封印を西から終わらせていたことから、関西在住なんじゃないかな?」
六藤
「! すげぇ! なるほど」

  【憑物封印とは?】
オート
「巻物に44体の妖魔を封じていくことだね。これはみんなが知ってるでしょ?」
六藤
「オートさん! 憑物って具体的になんなんスか?」
オート
「……一応作中で説明してると思うんだけど……。言ってみれば人外の存在のことだね」
六藤
「あれ? でも日無子サンと欠月サンは憑物封印をして『逆図』を完成させようとしてますよね? なんでですか?
 だってこれは和彦サンと月乃サンを生贄にするための手段でしょ?」
オート
「実際のところ、和彦クンと月乃サンは遠逆の古くからおこなわれていた因習に関わっていないことは判明しているね。
 彼らはまったく事情を知らされていないまま東京で憑物封印をしていたんだから。
 つまりね、和彦クンと月乃サンはいまだに真実をきちんと伝えられていないんじゃないかな?」
六藤
「考えてみればそうかもしれないっスね。つまり、まだそこには隠された謎があると……?」
オート
「和彦クンたちが知っていることが全てではないってことかもしれない。でも真実かもしれない。
 それとは逆に全部嘘かもしれない。これについては店長さんはきちんと考えているらしいけど、
 最後までこのシリーズが続けられたら明かされるんじゃないかな?」
六藤
「っ! ど、どういうコトっスか! コーリングはUで終わりでしょ?」
オート
「さて……。ボクの未来予知は基本的に話せないからね。ごめんね」
六藤
「ちょ……! 教えてくださいよーっっ!」

  【登場人物について】
六藤
「全員、オレが夜中に行っているバイト先のコンビニに来られた人たちっスね!
 和彦サンと月乃サンはそんなに見なかったけど、日無子サンと欠月サンは結構来てるな……。
 あの人たちジャンプを日曜の夜中に買っていくから……」
オート
「完全にタイプがわかれてるよね。和彦クンと月乃サンは真面目な美形タイプだけど、日無子ちゃんと欠月クンは明るい可愛い系」
六藤
「……遠逆家の人は美形が多いんスよね。これはなんでですか?」
オート
「きちんと理由はあるけれど、今はナイショ。明かされるのはコーリングじゃなくて、店長さんのオリジナルのほうでだと思うよ」
六藤
「まぁたあのテンチョは……。
 でも和彦サンと月乃サンは自分にかけられた呪いを解くために封印をしてたんですけど、今の二人は全然違いますよね」
オート
「そうだね。困ってる人がいれば問答無用で駆けつけてた前の二人と違って、仕事中と仕事外をはっきりわけている感じがしているね。
 それに、二人とも他人を助ける時は必ず報酬をもらっている。徹底しているところは似ているけど、全然違うね」
六藤
「正義の味方みたいな前の二人と違っててちょっと怖いとこありますよね。なんでしたっけ。
 妖魔を退治する人であって、人を助ける人じゃない、でしたっけ?」
オート
「無償で他人は助ける気がないってことだね。それに戦い方も前の二人と全然違う。
 前の二人は自分が傷を負っても守るという強固な意志で戦っていたけれど、今回の二人は罠を張ったり術を多様に使用したり、
 敵の首を一撃で刎ね飛ばすという荒業を使っているね」
六藤
「どうにも完全に終わらせる。自分は無傷を優先って感じっスね」
オート
「今の二人はとにかく効率よく終わらせることにしているみたいだね。自分の体力をムダにせずに」
六藤
「それに、自分の依頼に他人が介入するのを良しとしてないようですよね。自分の仕事だから徹底してるんスかね……」
オート
「そうだね。今回の二人は自ら進んで憑物封印に来ていた和彦クンと月乃サンとか立場が全然違うみたいだ。
 憑物封印も仕事の一環みたいだから、邪魔されるのはよろしく思ってないのかもね」
六藤
「なるほど〜」

  【 4人の中で、一番足が速いのは誰ですか?】
六藤
「これは質問アンケートにあったヤツっスね! 私的に速そうなのは月乃サン!」
オート
「いや、君の意見は聞いてないと思うんだけど……。
 遠逆家は急加速を使用しているから、爆発的に瞬間スピードをあげるんだね、そういえば」
六藤
「急加速?」
オート
「かかとを地面につけず、爪先だけで前に押し出して走るんだよ。足の筋肉を急激に強化するのかな」
六藤
「すげー! これがあればオリンピックも夢じゃないっスね!」
オート
「残念だけど、これは瞬間的なものだから持続はしないんだよ。
 それで質問の答えだけど、急加速を使わないならキミの予想通り月乃サンだね。彼女は基本的に身軽で普段の鍛え方が違うんだよ」

  【4人の好きな色は? もしくはイメージカラーはありますか?】
六藤
「これも質問アンケにあったやつっスね! 和彦サンと月乃サンは50の質問でそれぞれ「赤と黒」「青」と答えてたっスね〜」
オート
「そうだね。和彦クンは赤がイメージカラーで、月乃サンは青がそうだ。本人の好みも同じ。
 日無子ちゃんは黄色。欠月クンは紫がイメージカラー。本人もその色が好みだよ」

  【もし4人が腕相撲をしたら誰が優勝しますか?】
六藤
「質問、どーもっス! う〜ん、単純に考えると和彦サン?」
オート
「だから君の意見は訊いてないと思うんだけどなぁ。
 順位をつけると、4位日無子サン、3位月乃サン、1位は和彦クンと欠月クンだね」
六藤
「ええー? 勝負つかないんですか?」
オート
「どちらも冷静に相手の出方を待つからね、腕相撲は、勝負はつかないと思うよ」

【この4人の中で術を一番上手く扱える(展開が早い、威力が高い等)のは誰でしょうか?】
六藤
「きたーっ! とうとう戦闘ものの質問っスね! でも実際これはどうなんスかね〜?」
オート
「術、ということなので一番上手なのは欠月クンだね」
六藤
「そういえば術の使用頻度が一番高いですね!」
オート
「前もって準備するのも大変だけどね、咄嗟に使うとしたら一番うまく使いこなすのは欠月クンでしょ」
六藤
「威力が高いのは?」
オート
「よく勘違いされるけど、遠逆は元々退魔士の家系じゃないんだよ。色んな流派から自分たちが使いやすいように様々なものを吸収して改良したわけだ。
 霊力、または法力をそのまま術に変換する方法じゃないんだよ」
六藤
「ええーっ!? そ、そーだったんだ……」
オート
「威力の高い術を使えばそのままってこと。誰が使おうが破壊力は変わらないね。まあ…術の使い方の得手不得手があるからここで差分ができるってことかな」

 【遠逆の人達は沢山の武器を使いこなしてますが、其々が好んで使う武器というのはありますか?】
六藤
「見た感じ、和彦さんは刀、月乃サンは鎌、日無子サンは薙刀っスね」
オート
「それぞれ戦いのスタイルに合わせて色々変えるようだけど、キミの言う通り、三人はその武器を好んで使うね」
六藤
「確かに月乃サンと日無子さんは身長というか、リーチの差があるから鎌とか薙刀みたいな中距離武器を使ってるみたいですよね」
オート
「よく見てるじゃない。和彦クンは近距離を得意をするから刀なんだよ。まあ、遠逆は基本的に刀が武器なんだけどね」
六藤
「あれ? 欠月さんは?」
オート
「作中でもっとも武器のバリエーションが多いのは欠月クンだね。でも彼が好むのは実は和弓なんだよ」
六藤
「遠距離武器っスか? 意外……」
オート
「彼は四人の中では比較的に武器を選ばないからね。術を使う時にも弓はよく使用するから、実は好んで使うのは弓なんだ」

【和彦さんは、何故度ナシの眼鏡をしているのですか?】
六藤
「おぉ、そういえば和彦さんはずっと眼鏡してますね。視力が悪いわけでもないのに」
オート
「実は和彦クンは幼少の頃の経験もあって、他人と接触するのを極力避けているんだよ。その一つが眼鏡なんだ」
六藤
「? どういうことっスか?」
オート
「桃色の瞳を隠す為に眼鏡をかけているんだよ、彼は。遠目から見るとレンズが光を反射することもあって、色違いってことはわからないみたいだね」
六藤
「なるほど。色違いの目を隠す為にしてるんスね」
オート
「近くで見ると意味はないけど、それでも気休めにはなってるみたいだね」

【日無子さんと欠月さんは氷から復活した時は髪が長かったようですが…今は何故短いのですか? 】
六藤
「そういえばそうっスね。鏡界での雛さんと影築さんのことも考えたら、なんで髪が短いんスかねえ?」
オート
「そんなの、髪を切ったからに決まってるじゃないか」
六藤
「いや、そんな当たり前のこと訊いてるんじゃないっスよ……」
オート
「本編には書かれなかったけど、実はともやは日無子サンを主役にした、PCさんたちに出会う前のことを中編くらいでちょろちょろ書いてるんだよ。まぁ、まだ途中だけど。その中で髪が短い理由が判明する予定だったんだ」
六藤
「え。じゃあそのうち明かされるってことっスか?」
オート
「空白の一年間なわけだしね。まぁ、そもそも長かった髪を切った理由は邪魔だったからだろうけどね。ともやが書き上げるか謎だから、大雑把な理由は明かしておこうと思う。ズバリ、邪魔だったから」

【遠逆家の人達の中で一番家事の上手い人は誰ですか?また一番下手な人は…(汗)】
六藤
「そういえば遠逆家の人たちはわりと家事ができますねぇ」
オート
「そりゃ、遠征に行くことが多いし、潜伏することもあるから。一通りできないとね。それに陽狩クンと深陰サンは自活しないと成り立たない生活してたしね」
六藤
「で、どうなんスか?」
オート
「料理が一番上手なのは月乃サン。彼女を5とすると、陽狩クンと深陰サンは4.5。和彦クンは4。欠月クンと日無子サンはかろうじて1」
六藤
「か、かろうじて?」
オート
「野菜を『切る』、ドレッシングなどを分量通りに『混ぜる』、っていうのはできるからね。味付けが下手なだけなんだよ」
六藤
「そういえば味覚が変ってことはないですけど、ちょっと特殊なんでしたっけ」
オート
「家事が一番という点では月乃サンだね。炊事を除けば他のメンバーも一般的にはできるから。一番下手ってのはいないね」
六藤
「へぇ〜。お婿に行ってもお嫁にいっても重宝されそうっスね〜」




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